同期のあいつは、なぜいつもカッコイイのか?

「あの人って、いつもスマートだよね」

 

つい、そんなことを思ってしまう人って周りにいますよね?
自分の場合、同期入社のAがそれだ。

 

現在の役職も同じ、結婚した時期も同じ、子供の人数も同じということもあり、同期の中では一番仲が良いんだけど、性格(というか外見)は全く正反対…。
Aはいわゆるイケメンキャラで、身長も高く、女性社員からの人気も高い。
お洒落にも気を遣っていて、社内不倫の噂もちらほら聞いたことがある。

 

実際、Aに飲みの席で尋ねたところ、
「まぁ、お前の想像にまかせるよ(笑)」
と、意味深な笑みを浮かべていたっけ。

 

そんなやつだから、それこそ会社の中に敵がいそうなものなのに、ここがAのスゴいところで、社内の人間関係をうまく立ち回って、ちゃんと上司や部下からも信頼を得ているから不思議だ。これは彼の天性ものなんだろう。

 

レイク

 

自分はといえば、別にブサイクとは言わないけど、Aのような華やかさみたいなものはないような気がする(…情けない話だが)。今の地位だって、自分なりにできることをコツコツ積み重ねてきて、正当な評価を会社から勝ちとった結果だと思う。
なのでAとは同期ではあるけど、ある意味全く“違う人種”だと思っている。ムカつきもしないし、喧嘩もせずにこれまでも仲良くやってこれたのも、どこかで「こいつとは違う」と思っていたからかもしれない。

 

でも、いつかAに対して聞いてみたいことがあった。
それは、
「お前、なんでそんな金まわりいいの?」
ってことだ。

金まわりがいい理由はいったいどこにある?

Aと飲みに行ったときのことだ。
そんなに頻繁に行くわけではないけど、Aと飲みに行くと最初は居酒屋スタートでも、最後は決まってAの行きつけのバーとか、キャバクラやガールズバーみたいな女性が接客するお店にたどり着く。しかもどのお店でもAは常連のようで、バーテンダーさんやお店のスタッフからも人気者だ。

 

レイク

 

前にも言ったように、Aとは同期だし、役職も同じだから、そんなに給料は変わらないはずだ。家族構成も同じだから、使えるお金だってさほど変わりない。
なのに、こいつの金まわりの良さはどういうこと???

 

ちなみに自分の小遣いは毎月2万円。足りなくなったら奥さんにお願いするシステムだ。だから正直言ってAとの飲みはしんどい…。こいつと付き合うと、軽く2万円なんてふっ飛ぶからだ。

 

だいぶお酒が回ってきたから、思わずAに聞いてみた。
「お前、遺産でも転がりこんできたの?」
「(笑)何、言ってんだよ。んなわけないだろ(笑)」

 

「じゃあ聞くけど、お前のその金まわりによさって何なの?」
「そっかぁー俺は普通だぜ。そんな贅沢してねーし」

 

何か適当にはぐらかされている気がする。でも、今日はこっちも食い下がらない。
「同期の俺には隠し事すんなよな。まさかお前…バイトとかしてないだろうな!?」
「バカ言うなよ。どこにそんな暇があるんだよ。しゃーないなぁ。お前だけだぞ。他のやつには内緒だからな」

 

そう言って、Aが秘密を喋りはじめた。

あなたはカードローンを勘違いしていないか?

レイク

 

「これだよ。これ」
そう言ってAが財布からカードを取り出した。

 

お金がない キャッシング

 

「それ…いわゆるカードローン系?」
「そう。俺の秘密は単純。困ったときはこのカードに助けてもらっているわけ」

 

「え!? でもそれって…」
「そう。だからあんまり言いたくないんだよ。だってお前らは、こういうカードローン系のキャッシングって、結局は消費者金融とかのヤバいやつで、一度借りたら最後。借金地獄に陥るなんて思ってるんだろ?」

 

「…(無言)」
「でも、俺に言わせれば、そんなの時代錯誤も甚だしい。むしろJCBとかAMEXみたいな普通のカードと金利もそんなに変わんないし、何よりも普通のカードでキャッシングして、万が一女房に支払い明細を見られたら嫌だろ?」

 

「確かに…」
(そういえば前にキャッシングをしたのを見られて、女房にえらく怒られたっけ)

 

「ネットで申し込めば、最短で当日の融資も可能だし、本人の在籍確認さえ取れれば、家族にも会社にもバレない。俺に言わせれば使わないやつのほうが気が知れない」
「でも、少しでも返済が遅れたら、怖いお兄さんたちが会社にやってくるんじゃ…」

 

「昭和か! お前いつの話してんだよ(笑)。いいか、今やアコムは三菱UFJフィナンシャル・グループ、レイクは新生銀行というように、ちゃんとまともな企業がバックについているんだ。そんなヤクザまがいの取立てなんかしたら、企業と暴力団の癒着とかなんとかって言って、大問題になるだろう?」
「まぁ、そうだよな」

 

「だろ。で、こういうカードは色々な種類はあるから、俺も調べたわけ。で結果、俺がおすすめなのがレイクなんだ。バックは新生銀行だし、無利息期間なんていうのがある。この無利息期間なら、借りたお金の元金だけで済むんだぜ」

 

なるほど。Aの言うことは理にかなっている。Aいわく、必要な時に2〜3万円キャッシングして、翌月に返済。この繰り返しなんだそうだ。

 

レイク

 

 

 

Aがスマートに見えた理由ってこんなに単純なことだったのか。
目からウロコが落ちた気分だ…。

 

結局、人間なんて自由にできるお金を持っていなければ行動範囲は狭くなるし、大胆な行動だって取ることはできないのだ。
若い時ならまだしも、それが年齢を重ねたり家族を持つようになったら尚更だ。

 

これまでは、部下や上司からの飲みもいつ誘われるかビクビクしていた(だって月2万円の小遣いだしね…苦笑)。気に入った女性がいても、デートに誘うなんてとんでもない!と思っていた。
どうやら自分の不甲斐なさを、お金がないことだけのせいにしていたみたいだ。

 

この間、Aと会社のエレベーターで一緒になった。
多くは語らなかったが、こちらの表情を見て気づいたようだ。

 

「お互い、まだまだ仕事も恋も頑張ろうぜ!」

 

そんなことを言われたような気がした。
もちろん、自分もそのつもりだ(笑)。

 

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